睡魔PET

乳がん診断の最後となるPET-CT。

PET-CTとは、がん細胞がブドウ糖を多く取り込む性質をいかし、体内にブドウ糖に類似した薬剤を注入し、それをCTと併用して撮影することで、一部のがんを除いて、早期がんの発見や転移なんかもわかるというすぐれもの検査。日本では2000年に入ってから普及されている。がんが光ってみえるっていうあれ。

ただ今の日本では悪性腫瘍の診断が付かなかければ保険適用にならないため、生検結果で悪性って診断がついてからの検査になる。

検査は苦痛はない注意事項があるだけ

○前日の夕食が終わったらその後絶食、当日朝ごはんなし。甘くないお茶、お水だけ

○検査当日

 注射で薬剤を注入。あー全然痛くない。うれしい

 そのあと1時間じーっとしていてくださいと通された薄暗く、リクライニングができる電動ソファー。トイレ以外動かず、本や携帯みてはだめ。動いたり、頭つかったりするとそこに糖がとりこまれちゃってあとで光っちゃうからねーなるほどなるほど

ソファーにはほわほわな毛布なんて置いてあって、、、そして部屋は薄暗い、、

おやすみなさい、、

だってこれ寝るしかない、寝ないっていう選択肢ない。

 1時間たったところで、やさしーーく声をかけられて、

「へ?え?(ここどこ?)」って感じでよたよた、わけもわからず機械のベッドに誘導。そしてまたまたほわほわな毛布をかけられて、、、うとうとしている間に、20分(おそらく)ほどで終了。そのあとまた薄暗い部屋にもどされ30〜40分休んでおいてくださいと放置され

最後の30〜40分は「携帯みてもいいですよー」なんて言われたけど

いい、、私眠いもん、、どうせならここでこのまま昼まで寝てもいい とすら思ってしまった

検査終了

○最後の注意事項 検査後も体内から微量の放射性物質がでているので小学生以下の子供とは12時間は最低でも3メートルくらい離れておいてください。

12時間??えーこれ結構無理じゃない??ということは我が家3キロの小型犬もいますけどー?

検診センターから連絡

がん検診の翌日

検診センターから電話があった。 ちょうど出れなくて折り返し電話する。いやな予感。

先生:「昨日、乳房のエコーとマンモグラフィしましたねー、なんかエコーの時言われたかなーと思うんだけど、マンモグラフィも合わせて見たけどやっぱりちょっとねー変だから、乳腺外来に行ってもらえるかな?予約取るからいつならいける?行けるならもー早くに行っちゃって」

あーーやっぱりーーー。昨日エコーの人が、右の乳房今まで何か言われたことないですかー?うーん。って言ってたなぁと。でも、エコーは撮るたびに今までも左は、要観察ってなってた。でもそれは左で、右って初めて。

私:「あー、なんとなく、、言われました。どうしよう、先生、えーどうしよう」

先生:「うん、悩んでもしょうがないからとりあえず行ってきなさい、明日?行ける?うんうん、じゃあ9時に予約いれてあげるから、はいはい行っといで」

先生、、、速攻電話くれて、ちゃんと見てくれた割に、、あっさりなのね、、そこは、なんだろう、医者っていう職業柄、淡々と今ある事実を平坦な言葉で述べるにとどめるわけね。気持ちに寄り添うケアを得意とする看護師とは違うとこなのね、、、明日行けます。9時ではい、、

がん検診って、そうなんだ、あやしいと速攻連絡があるもんなんだーー

がん検診 知識編

今は2人に1人はがんになる時代
がんは恐ろしい病気じゃない
なんて言ってるけど

それは早期に見つかった場合で、やっぱり進行してからみつかっちゃうとどうしても死亡率は高くなっちゃう。

だから、がん検診をうけて予防、さらに早期発見しましょうってよびかけてる。

そして、こんなに多くの人ががんになっちゃうから、国もびっくりして、保険料が間に合わなーいとなっている。

だって例えば、大腸がんは、早期に見つかると、ステージIだと5年生存率が90%。症状が出てるってことは、もうステージIじゃないから、そうなるとぐんぐん生存率はさがっていっちゃう。

でもねー便潜血検査ってねーなんかもうちょい簡単にならないのかなー

厚生労働省が推奨しているがん検診の年齢は

胃がんは50才以上2年に一度

子宮頸がんは20才以上2年に一度

肺がんは40才以上毎年

乳がんは40才以上2年に一度

大腸がんは40才以上毎年

厚生労働省がん検診について

40才すぎたら、受けていきましょうがん検診。